人を信じない「けもの」と目の見えない「おんなのこ」のものがたり。
まるで、ディズニー映画の美女と野獣のようですが、ストーリーはハッピーエンドへ向かうとは限りません。
暗い森の中で、二人はどのように心を通わせていくのでしょうか。
素敵な装丁とともに、想像力の世界に浸ってください。
スタッフのおすすめ
元気の素となる朝のジュースから、夫婦ともに大好きな定番メニュー、時短メニュー、ふたりで作るおもてなし料理、おつまみまで。
ダイエットメニューや野菜料理に定評のある料理家・浜内千波が、家族のために日々作っている「気さくなおかず」120品が紹介されています。
少し大きめなサイズの本に、美味しそうな写真が食欲をそそります。
●12/12~料理フェア 【ひとりごはん・ふたりごはん】
忙しい人でも、おせち作りが初めての人でも、コツを抑えれば、たった1日で人気のおせち17品が作れます。
おせち作りの段取りから買いもののコツ、保存の方法まで、ラクうまテクを余すことなく紹介。
年越しそば、ごちそう鍋、雑煮、おせちに飽きたときに役立つ、みんな大好きなカレーやドリアのレシピも。
●12/12~料理フェア【年末年始の台所】
幾千もの時の中を、立ち込めた香りの数々が、私たちに手帖(ノオト)として残してきたもの。
その香りに耳を欹てること、それは、古代から続く手帖に、新しい時代を、刻み込むことかもしれない。
そして、香りを纏うことは、イメージを固めるようなことではなく、インスピレーションを高める高揚効果のようなもので、医療的な効果をも持つ癒しなのだろう。
今日という日のスタートに、自分の気持ちに連れ添って、自分に奥行きをくれる一つの香りと、一日が終わるころ、鎮静し、癒してくれる、一つの香りを知りたい。
誰もが嗅ぎえぬ香りと共に、その個性と、自分の紡ぐ香気を漂わせ、紡ぎだせる人になりたいから。
自分をクリエーションする上で、辿りつきたい、自分だけの香調。
一輪の花を嗅いだ後のように、古代からの記憶を再現、豊かな香料の模索を、彷彿とさせながら。
立ち上る煙――perfumeという出で立ち。
物語と人として、立ちのぼりゆく、そのことの証とhistoryを探し当ててゆく。
インスピレーションの高まり。
山口小夜子さんの写真はどれも古典的、前衛的な、日本と物語が一枚一枚に含まれ、語られているようだ。
そして、写真の世界に収まりきらない彼女は、浮世そのものと、その中に浮き出てくる幻想世界、瞬間という刹那、壊れそうな妖気の世界の中で、唯一に佇んでいる。
凛としながらも、どれもふと、消えてしまいそうな可憐な姿だった。
前衛舞台の世界を引き連れたようなひとつひとつの写真の中で、ファッションに身を包まれ、守られているというより、むしろ、キモノと溶けているようだ。
それは、彼女の深いスピリットからくる、キモノと同調なのだろう。
ミステリアスでしなやかな、奥行きのある姿は、これからファッションという装飾の世界が、如何に人間的に溶けていけるのか、ファッションが今をどう守り抜くのか。
どのように溶けだし、同化しながら、新しく進歩していくのか。
その未来性、個性が、漂う幻影が実写になって、新しく目に焼き付いていくようだ。
これからのメイクアップはドレスアップというものより、寧ろ、一日のための装備に近い、コントロールとコーディネートになるのだろう。
飾り立てることではなく、その日の遭遇に対して自分の気持ちを整える、テンションを整える、調節機能。
簡単な手入れや自分にいつでも自信のある表情に整えることは、気持ちの向かう道を保つことでもあるのだろう。
今日という日、どんなことが巻き起こるのかそれは誰にも予測できない。
だけど、女の子にはコスメの入ったポーチがある。だからこそ、いつでも自分の気持ちと表情を整え直して自分をコーディネートするのだ。
メイクアップという準備運動で、今日のイメージの自分を鍛え上げるのだ。
鏡の向こうの、最高の親友に出会うために。
モードが終焉し、服が売れないと言われるこの時代、ファッションはどこへ向かうのか・・・。
ファッション業界の第一線を牽引し続ける、ユナイテッドアローズの創業者の一人、栗野宏文氏の視点に、多様性が問われるファッションの今後だけでなく、様々なヒントが隠されているはずです。
ファッションが好きな方はもちろん、これからファッション業界を志す方にも、手に取ってもらいたい1冊です
40歳の若さで自ら命を絶った、イギリスのファッション界を代表するデザイナー、アレキサンダー・マックイーン。
センセーションを起こし未だ人々の記憶に残る数々のコレクション。
反骨的だけど、どこか伝統的でとても美しいマックイーンの作り出したファッションを通して、彼の服作りに捧げた人生を感じてください。
医師で作家の著者が、人体の仕組みを分かりやすく書いた本。
内容は専門的ですが、青少年に向けて書かれた親しみやすい語り口とヨシタケシンスケさんの可愛いイラストに、楽しく読み進めることができます。
私たちの体が、複雑でたくさんの機能を備えていることに驚くと共に、今この瞬間も、休むことなく働き続けてくれている自分の体に感謝したくなります。
雪の降る静かな夜に白い猫が訪ねてきます。
その猫は亡くなったお母さんからの伝言で、編みかけの手袋の続きを編みに来たそうです。
一体どこからきたのでしょう。
絵本の色合いから、しーんとした空気の中に、お母さんのあたたかな愛情を感じます。
寒い冬の夜、もしかしたらあなたの家のドアをふゆねこがノックするかもしれませんね。